エンジン製作静岡工場
オリジナルチューンを得意とする『ファイターエンジニアリング』
信頼性や、耐久性チェックのためにレースに参戦し、その結果を開発へフィードしリビルト(コンプリート)エンジンの品質を高めております。
使用環境が過酷なレース車両に取付中の弊社エンジンより、技術を駆使して高耐久・高品質・低価格・低燃費を目指し、開発・改良しております。
- HOT-Kスーパーバトル スパ西浦Kカー日本一決定戦 最速タイム樹立
- 2013年、2014年、各年2台参戦、2年連続1位&2位入賞
- 飛騨高山スーパーヒルクライム2014 X1クラス優勝
クラフトマン タフエンジンは、お陰様で誕生以来14年(2016現在)
レース、競技仕様車のオーナー様はもちろん、お仕事やご趣味等で長距離を走られるお客様、ノーマル仕様の愛車家のオーナー様など、幅広いお客様達にご愛用戴き、高評価を戴いております。
愛車家のお客様の中には、弊社エンジンに換装後、更に15万km走行された後、その同じお車に、何と、弊社製2基目のエンジンを搭載され、現在、愛車ライフを楽しんでおられるお客様もいらっしゃいます。
10年10万km突破車両、20年20万km突破車両を整備し、次は30年30万kmを目標に、一つ一つコンプリートエンジン、リビルトエンジンを製作しております。
運転好きなお客様、愛車家のお客様、まずは弊社までお気軽にお問い合わせ下さい。
わからないことがあったら 「代表 ファイターコバちゃん」に聞いてください
ファイターエンジニアリング代表 小林清文 通称「ファイターコバちゃん」の経歴
初めまして、ファイターエンジニアリング 代表 小林です。
私のメカニックとしての経歴は、22歳、自動車短大を卒業し、日産のメカニックをはじめたのが最初です。
当時、自動車産業は、今では考えられないほど盛んで、『馬力競争』と呼ばれるくらい、レースはもちろん、一般の車に対しても、「パワー」重視の性能を求める時代でした。
私も、もちろんこの「馬力競争」の世界で活躍したいという夢があり、自動車業界に参入したのですが、そんな中で「日産ディーラーのメカニック」では物足りなくなってしまい、自分自身の夢と技術を世に輩出したいという思いが強く、転職を決意!
富士スピードウェイで一番速かった「サニーのレースカー」を製作している会社に就職、2年間、レース現場の実践で、経験と知識を手に入れました。
私は、富士マイナーツーリングレース(TS1300)の車両や、グループAと呼ばれる『500台以上生産、市販された車両をベースに、改造、チューニングを施したカローラレビン(頭文字Dやドリフトキングの土屋圭一氏で有名なAE86型)や、フォードシエラ(年度チャンピオンカー)のシャーシ及びエンジンメンテナンスの仕事をしていました。
時代背景から、次々と性能の良いエンジンが他社からも多数開発され、私の自動車業界に対する思いも強くなり、「エンジンは奥が深い。もっと勉強できないかな・・・」と思う日が続きました。
ある日、手に取った1枚の広告に【フォーミュラカーのエンジン専門の会社の人材募集】の掲載記事を見かけました。
現在では、このような求人募集はほとんど聞いたことがないのですが、この頃は実際にこういう人材が求められていたんです。
私は、居ても立ってもいられず、すぐにその会社に応募した結果、無事、採用されることとなったのです。
この会社は、エンジンコンストラクターといって、レースカーのエンジンのみ製作、販売、オーバーホールをしている会社で、後に、フォーミュラ日本 F3000クラスの高木寅之助選手で有名になった会社です。
レースカーのエンジンは、あなたがご想像される以上に過酷で厳しい条件と基準を上回ったエンジンのみが出荷されます。
私は当時、どうやったらパワーのあるエンジンができるか、レースで勝てるための知識と技術を、寝る間も惜しんで磨いていました。
私が製作したエンジンは、「厳しいレースエンジンの基準を毎回100%クリアしてやる!」という思いで仕事に取り組んでいました。
レースを実際に見たことがある人や、テレビ越しでしか見たことがない人、レースは興味ないけど車は乗るという人など様々だと思いますが、レースを知っている人は、そのエンジンの性能の高さや、製作技術は一般エンジンのものとかけ離れたものが必要だという事は、お分かりになるかと思います。
軽自動車のエンジン馬力は64馬力ですが、レースカーは排気量が違うとはいえ、30年前のレースエンジンの馬力でも、最高のもので800馬力以上出ていたものもあります。
エンジンを1基ずつ製作しては、エンジン単体の馬力測定をし、テストされるので、私が製作したエンジンのパワーを測定しているときは、不安と期待で本当にドキドキしてしまいました。
私の製作したエンジンを含め、基準を上回ったパワーがあるエンジンは、シャーシメンテナンス会社に渡し、完璧な整備をされた後にレース参戦となります。
もちろん、レース当日もサーキット現場で最終チェックがされ、やっとレーススタートとなるのです。
レースが始まり、自社のエンジン搭載車がライバル車とデットヒートを繰り広げながらのレースシーンは、まさに「手に汗を握る緊張感」があり、優勝でもしようものなら、レースメカニックとしての最高の満足感が得られます。
これは、レース参戦しているもののみがわかる喜びであり、負ければ「ナニクソ!」と気合を入れなおして、さらに至高のものを目指して製作を開始します。
そんな私は、ある時、友人たちの間で流行していた、「スズキ ジムニー」のクロカン走行に連れて行ってもらいました。
そのとき、私は、レースメカニックの経験があるにもかかわらず、軽自動車ながらジムニーの走行性能の高さにビックリしました。
ジムニーは、ノーマル無改造でもこれだけ性能が高いのだから、足回りに手を入れたらもっとすごい走行性能、おもしろい走りができるはずだ!と興奮してしまいました。
スズキの軽自動車については、
- ランボルギーニ ミウラ
- ランボルギーニ カウンタック
- ランチア ストラトス
などのデザインを手がけた、伝説的デザイナー【マルチェロ・ガンディーニ氏】も、世界一優れたデザインの車として
「ワゴンRに決まっている」
となんと日本のメーカー、スズキの軽自動車を挙げています。
なんと、マルチェロ・ガンディーニ氏が普段使っているのも、実際に【ワゴンR】だそうで、これは、デザインはもとより走行性能も優れているからとわかります。
世界的に認められているスズキの軽自動車の人気車種であるジムニーを体験してしまった私が興奮を抑えられるはずもなく、1週間後には、足回りと溶接デフロックという改造をした【JA11C型ジムニー】を手に入れ、その魅力にどっぷりハマってしまいました。
そして、もともと私はレースメカニックですから、足回りの改造だけでは、
「何かが足りない」
と感じるのは、当たり前のことかもしれませんが、基本性能の魅力から、なかなかそれに気づくことができず、ジムニーを手にしてから半年後、
「エンジンにトルクやパワーが足りない!」
という答えに、やっとたどり着くことができたのです。
その時から、私のレースメカニックとしての魂と技術は、スズキの軽自動車のエンジンに注がれることになりました。
レースメカニックだった頃は【サーキット場】という限定された厳しい勝負の世界でのみで技術が評価されていたのが、ファイターエンジニアリングを開業してからは、市販されているスズキの軽自動車の修理を『毎年200基以上』製作していました。
今では、私の製作したスズキのリビルトエンジンは『合計2000基』をはるかに越え、ありがたいことに日本中で愛されています。
、
- 毎日通勤に使用されているジムニー
- 近所の買い物に使用されるアルトラパン
- 週末ドライブを楽しませるアルト
- 仕事で頑張るエブリィ
- サーキット場で活躍するカプチーノ
などなど・・・数々のお客様から高い評価を得て
【ファイターエンジニアリング クラフトマン タフ ブランド】
としてご好評いただいています。
元レースメカニック出身というと、かたいイメージがあるかもしれませんが、みなさんからは、通称「ファイターコバちゃん」と呼ばれ、自動車の説明で難しいお話もある中で私もできるだけ敷居を低くするよう心がげ、普通の自動車修理工場よりも親しみのあるお店として、日々お客様の声に耳を傾けています。
どうぞ、なんでもお気軽にお問い合わせください。